※ヒノカさんというキャラと賊が戦闘に入るところ。派手な賊やなぁ! 金持ってそうや!


ファイアーエムブレムというゲームを知らない人のために簡単にゲームの内容をご紹介しますね。

簡単に言うと将棋やチェスのような盤上で駒を操るゲームの内容を少し複雑にしたゲームになります。

その駒(ユニット)一人一人がキャラクターであり、物語はユニットでもあり登場人物でもあるこのキャラクターたちの群像劇として進行していくわけですね。

その中心人物が自分の分身として作成できる主人公に当たるわけです。

ちなみに私はこのゲームのシリーズは好きです。

基本はステージクリア型でターン制のシミュレーションゲームです。 

日本発のシミュレーションゲームの代表作と言えるでしょう。 

状況に合わせてキャラの装備品を変えたりして性能を変えながら適切な指示を出して敵のキャラを駆逐する部分がメインになります。

こちらがゲーム中の基本画面。 


下画面には選択中のキャラのステータスが表示されます。 

それを確認しつつ、上の画面でキャラを動かして敵を攻撃したり、仲間を回復したり、ダメージを下げる支援行動をとったりするのですね。 

選択中のキャラは、忍者のカゲロウさん。女性。昔のシリーズはギリシャ神話的なキャラデザインだったけれど、今作はアニメチックな絵柄とキャラ造形ですね。
そして和風テイストも入っている。

戦闘を選ぶとこんな画面になって、キャラが戦うのが観られます(戦闘アニメオフも可能)。 


味方が全員行動を終えると敵のターンになり、敵が全員行動を終えると味方のターンに戻る。 

ステージクリア条件、もしくは敗北条件のどちらかを満たすまで、それを交互に続けていく。

といった形になります。

シミュレーションのステージをクリアするごとにストーリーが進んでいきます。 


国家間の戦争をモチーフにしたお話なので、メインストーリーは戦争のお話。 

お話中なのは白夜王国の王子様のタクミくん。 陰謀やら暴力やら仲間の死やら裏切りやら数多くのキャラが入り乱れて物語は進んでいきます。

結婚の話は大筋のストーリーに組み込まれているわけではなく、サブプロットなのですね。ただし、システム的には非常に重要です。

ステージの合間には、上の画像のように拠点(マイキャッスル)をうろうろして、仲間キャラに話しかけたりできます。 


戦闘中の行動や(互いに支援しあったりとか)拠点でお話したりアイテムをプレゼントしたりすると好感度が上がる仕様で、一定以上の上昇を示すと支援会話というイベントが発生して、仲の良くなったキャラ同士が、仲良しの度合いを示すような会話を見せてくれます。 

上の画面がそう。主人公と他のキャラの間でももちろん発生するんだけど、他のキャラクター同士も仲良しになります。 

主に個人個人の人物を描写するのはこのステージ合間のマイキャッスルの中になります(戦闘中とその前後は、主に「話が進む」パートと思えば良い)。

上の画像では呪い師のオロチさんとツクヨミくんが仲良くなって会話していますね。自分たちの調合した薬の性能を比べ合って切磋琢磨しているほほえましいシーン。お薬の性能を測ってくれるという紙はリトマス紙みたいなものなんですかね。 

ちなみに、結婚システムについては次項で詳しく話しますが、支援会話のレベルはC→B→A→A+かS、とランクアップし、Sまで行くと恋愛関係になるというのが今作の仕様です。




今作では仲間との交流方法は会話やプレゼント以外にも二つあり、「触れ合い」と「温泉」といいます。


主人公がキャラクターを自室に呼びつけて、相手のキャラを撫で回すのが「触れ合い」。顔アップの画像の方です。

音符が付いているとこをタッチペンでゴシゴシこすると色めいた声を出したり、微笑んだりします。別に露骨な性描写ではないけど、とりあえず電車の中で音を出してプレイするのはオススメできないレベルの表現はしてきます。

私は一度、電車で赤面しました。というか、周囲の人を赤面させました。
(だって、露骨に「あぁん」とか言うんだもん……)

 キャラによっては「触れ合い」されると怒ります(描写上は怒っているのに、なぜか好感度は上昇するけど)。真面目一徹の男忍者呼びつけて撫で回してみたら「重大な任務かと思って来てやったのに……!」みたいなことを言われました。 
いや、まあ、フツーそう思うよね。ホントごめん。

主人公が建設した温泉に入るとそこに誰かがいて会話したり眺め回したり出来るのが「温泉」。 

うちの主人公は女の子なので(始める時に性別を男女の二種類から選べて、容姿もある程度決められる)、男の子が入っている時に温泉に入ると怒られます。

温泉には水着で入るヨーロッパ式(?)入浴法なので、混浴でもいいような気もするけど、なにかこの世界の文化的な抵抗感があるのかもしれません。 でも、へそ出しルックで戦闘する女の子もいるし、レオタードの上に鎧着てるような子もいるので、「何をいまさら」とちょっと思いますけど……多分、「一緒にお風呂に入る」という行為に対する禁忌みたいのがあるんだろう、と自分を納得させています。

ついでに主人公は王族の姫君(多分、王位継承権3位か4位くらい)で、キャラのほとんどは彼女が指揮官として掌握している軍隊の部下に当たります。 

今回のテーマはそこじゃないし、批判するつもりはないけど、真面目に考えると主人公のパワハラがすごいゲームですね(汗)。

個人的なゲームとしての出来は、さすが任天堂なだけあって手堅く作り込んである作品、といったところでしょうか。


ゲームバランスは拍手したいレベルに調整してあるし、シミュレーションゲームが不得手な人にも、非常に簡単にプレイ出来るモードを搭載するなどしていまして、サービスは至れり尽くせり。

ユニットが一度でも倒されたら死んだことになって二度と生き返らない昔ながらのモード、ユニットが倒されてもその戦闘を撤退するだけで次のステージで復活するモード、ユニットが何度倒されても拠点からその戦闘中に復活するモードと、自分のレベルに合わせてプレイ出来ます。

ストーリーやキャラクターは、現代アニメ的なディフォルメが強めに出ている感じの作風になっていて、昔のシリーズのようなギリシア神話みたいな雰囲気は薄くなっています。

よく言えば万人に受け入れられやすいストーリー。悪く言うならとんがってない作風。

小学生でも高学年になれば理解できるかと思われます。戦争物ながら、極端な残酷描写やリアルな暴力表現は一切ないソフトな仕上がりです。

欲しいけど迷っているという方がいれば、迷う理由によりけりながら、オススメ出来る作品であるとは思います。

結婚システムについて、詳しくは次項をどうぞ。